2011年
2011.11イベント 国際トライボロジー会議(ITC)広島2011

「国際トライボロジー会議(ITC)広島2011」が10月31日~11月3日、広島国際会議場で行われました。約30ヶ国より600名以上の技術者、研究者が参加し、90のテクニカルセッションとポスターセッションなど約450件の発表が行われました。また、トライボロジー関連の企業・団体による展示会も併設されました。
弊社はテクニカルセッションにて「Monitoring Lubricating Conditions with Grease in Ball Bearings」など3つの講演を行いました。併設展示会では、省エネ・CO2削減に貢献するモーター用軸受グリースや新たに開発した宇宙用グリース等について展示しました。
2011.11企業情報 KYODO YUSHI EUROPE B.Vがフランスにオフィスを開設
ヨーロッパの拠点である関連会社>KYODO YUSHI EUROPE B.V(本社オランダ)はフランス南部とイタリア北部への販売とサービスの向上を図るため、フランスのリヨン市にセールスオフィスを開設しました。
- ※連絡先につきましてはグローバルネットワークをご覧ください
2011.10製品情報 「真空用グリース」カタログ

真空用グリースカタログ発刊しました。
真空環境での潤滑を追及したフッ素グリース「フルトライボ VAC」とシクロペンタン油を基油とした摩擦摩耗・耐放射線性に優れる「スペースルブシリーズ」を掲載しています。
- ※詳細・資料の請求につきましては、お問い合わせまで
2011.10製品情報 製品情報 超高真空用潤滑剤

協同油脂は真空環境下で従来使用されているフッ素油、シクロペンタン油の課題を克服する基油として厳選したイオン液体を使用した超高真空対応グリースおよび潤滑油を開発しました。
本開発品は、NASA(米国航空宇宙局)が推奨するTML(全質量損失比)1.0%以下を達成し、-40℃での低温動粘度はフッ素系合成油潤滑剤同等レベルであり、ガンマ線耐性にも優れ、シクロペンタン油潤滑剤と同等の優れた摩擦・摩耗特性を持ちます。今後はJAXA(宇宙航空研究開発機構)らと共に実用化に向け検討されていきます。また、宇宙開発分野のみならず、真空装置を使う半導体や液晶製造分野などの応用に期待できます。
本研究開発はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)によるSBIR(中小企業技術革新制度)の公募に採択され、2011年9月21~22日に東京国際フォーラムで開催された「イノベーションジャパン2011大学見本市」にて発表しました。
2011.10製品情報 製品情報 食品機械用潤滑剤

協同油脂はドイツCARL BECHEM社の食品および医薬品工業向け特殊潤滑剤(グリース・潤滑油)の取扱いを始めました。
ドイツCARL BECHEM社の食品グレード潤滑剤は、食品やその関連製品、化粧品、医薬品、たばこ、ペット用食品の製造加工における潤滑、動力伝達、機械の腐食防止といった用途でドイツをはじめとするEU諸国で広く採用されています。
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2011.10製品情報 製品情報 「透明シンセティックタイプ切削油」 ロバスター X505F
2011.10お知らせ 「2010年度日本トライボロジー学会技術賞」受賞について
弊社は、株式会社デンソーと共同で「消音グリースの開発」のテーマで、社団法人日本トライボロジー学会から2010年度技術賞を受賞したことをお知らせいたします。
2011.10イベント 第2回日中トライボロジー先端フォーラム
2011年4月15日~18日、中国河南省洛陽市にて第2回日中トライボロジー先端フォーラムが開催されました。(主催 日本トライボロジー学会、中国機械工程学会摩擦分会)
これは2010年7月に、岩手大(盛岡)で開催された第1 回日中トライボロジー先端フォーラムに続いたものです。
日中のトライボロジー関係の研究者、技術者が一同に会し、先端のトライボロジー技術の発表を行いました。
弊社からは4名が出席し、「Urea Grease -New Horizon of Grease Lubrication」という演題で基調講演発表を行いました。今回は特に中国側の出席・聴講が多く、最近の中国でのトライボロジーに関する発展と関心の深さを実感できました。
